こんばんは、萬治屋(よろずや)の中山です

今回は福岡県福岡市南区玉川町にて、ビルのエントランスに設置されているFIX窓のガラス交換を行いました。
交換したのは、規格外サイズの透明網菱ガラスです。
既存のガラスは色付きの網入りガラスでしたが、現在は同じ仕様の色付き網入りガラスが廃盤となっているため、現行品の透明網菱ガラスへ交換しております。

また、既存の固定方法はゴムパッキンでしたが、経年劣化が進んでいたため、今回はコーキング施工へ変更しました。
既存ガラスの撤去時には上枠が少し下がっていたことでガラスが引っ掛かり、そのままでは取り外すことができない状態でした。
そのため、既存ガラスをカットしながら慎重に撤去しています。

今回は、廃盤品から現行品への変更や、ガラスの色をどうするか、固定方法の変更など、いくつかの判断が必要となった施工事例です。

 

 

■ビルのエントランスにあるFIX窓のガラス交換

ビルのエントランスに設置されたFIX窓でした。
FIX窓とは、開閉する機能を持たず、ガラスを枠に固定している窓のことです。
エントランスや店舗、事務所、ビルなどでは、大きなガラスを使用したFIX窓が設置されていることがあります。
今回のFIX窓にも網入りガラスが使用されていましたが、既存のガラスにはひび割れが発生していました。

福岡市南区玉川町 ビルエントランスFIX窓のガラス交換前
福岡市南区玉川町 FIX窓の透明網菱ガラスひび割れ箇所

 

エントランス部分のガラスということもあり、破損した状態のまま使用するのではなく、交換することとなりました。

 

 

■既存は色付きの網入りガラスでしたが現在は廃盤

今回のガラス交換で確認が必要だったのが、既存ガラスの色です。
既存品は色付きの網入りガラスでした。

しかし、現在は同じような色付きの網入りガラスが廃盤となっており、以前とまったく同じガラスを用意することができませんでした。
そのため、今回は現行品である透明網菱ガラスへ変更することになりました。

ガラス交換では、破損したガラスとまったく同じ商品を入れればよいとは限りません。
古い建物や既存設備では、現在は製造されていないガラスが使用されていることがあります。
その場合は、現行品で代替できるガラスを確認し、見た目や性能、施工条件などを考慮して交換品を選定する必要があります。

 

■ガラスの色を合わせるためのフィルムについて

既存のガラスが色付きだったため、透明網菱ガラスへ交換すると見た目の色が変わります。

そこで、ガラスに色付きのフィルムを貼って、既存に近い色合いにする方法についても検討しました。
フィルムを使用すれば、見た目を既存ガラスに近づけることは可能です。
ただし、ガラスにフィルムを貼ることで、日射や熱の影響を受けた際にガラスの温度差が生じ、熱割れの原因となる可能性があります。

今回はその点についてもお客様側とお話しし、見た目の色を完全に合わせることよりも、熱割れのリスクを考慮してフィルムは使用しないこととなりました。
そのため、今回は現行品の透明網菱ガラスをそのまま使用しています。
既存とまったく同じ仕様が用意できない場合、単純に「見た目を合わせる」だけではなく、今後の使用環境やガラスへの負担まで考慮することが重要です。

 

 

■規格外サイズのFIX窓

今回のガラスは規格外サイズでした。
そのため、施工前に現地で正確な採寸を行い、その寸法をもとにガラスを事前に製作してもらっています。


今回は事前に採寸して注文しているため、施工当日に現場でガラスをカットする作業はありません。
規格外サイズのガラスは、一般的な住宅用の規格サイズと比べて、採寸の正確さがより重要になります。
ガラスが大きすぎれば枠に納まらず、小さすぎれば隙間が発生してしまうため、施工前に現場の寸法やサッシの状態を確認したうえで発注しています。

 

 

■既存ガラスの撤去にひと工夫

今回の施工では、既存ガラスを撤去する際にも注意が必要でした。
現場を確認すると、上枠が少し下がってきており、既存ガラスをそのまま取り外そうとしても枠に引っ掛かってしまう状態でした。
そのため、無理にガラスを動かして撤去するのではなく、既存ガラスをカットしながら少しずつ撤去しました。

福岡市南区玉川町 FIX窓の既存ガラス撤去後

 

破損したガラスを撤去する作業では、ガラスの状態だけでなく、サッシや枠の状態も確認しながら作業を進める必要があります。
特にFIX窓ではガラスが大きく、無理な力を加えると周辺の枠やサッシに負担をかける可能性があります。
今回は現場の状態に合わせて既存ガラスを分割しながら撤去しました。

 

 

■劣化したパッキンからコーキングへ変更

既存のガラスはゴムパッキンで固定されていました。
しかし、長年の使用によってパッキンの劣化が進んでいたため、今回は新しいガラスを取り付ける際にコーキング施工へ変更しています。
ガラスを固定するパッキンは、経年劣化によって硬化や縮みが発生することがあります。
劣化した状態ではガラスとサッシの間に隙間ができるなど、気密性や防水性にも影響する場合があります。

今回は既存パッキンの状態を確認したうえで、コーキングによる固定方法へ変更しました。
新しいガラスを設置した後、コーキングをきれいに仕上げるため、マスキングテープで周囲を養生します。

福岡市南区玉川町 FIX窓の透明網菱ガラス設置とコーキング養生

 

マスキングを丁寧に行ってからコーキングを施工することで、余分なコーキング材が周囲に付着するのを防ぎ、仕上がりを整えます。

 

 

■施工完了

新しい透明網菱ガラスを設置し、コーキング施工を行いました。

福岡市南区玉川町 ビルエントランスFIX窓のガラス交換完了

 

ガラスの納まりや固定状態を確認し、問題がないことを確認して施工完了となりました。
今回は事前に正確な採寸を行ってガラスを製作していたため、現場でのガラス加工は必要ありませんでした。

施工時間は約1時間です。
既存ガラスの撤去方法や固定方法の変更など、注意が必要なポイントはいくつかありましたが、無事に交換を完了しています。

 

■今回の施工について

今回の施工では、

・ビルエントランスのFIX窓
・規格外サイズの透明網菱ガラス
・既存は色付き網入りガラス
・色付き網入りガラスは廃盤のため現行品へ変更
・フィルム施工による熱割れリスクを考慮
・既存パッキンからコーキングへ変更
・上枠の沈みにより既存ガラスをカットして撤去
・事前採寸によるガラス製作
・施工時間約1時間

という内容で対応しました。

ガラス交換では、単純に割れたガラスを同じような商品へ交換するだけでは対応できないケースがあります。
廃盤品の確認、代替品の選定、ガラスの色、フィルム施工による熱割れリスク、サッシの状態、固定方法など、現場ごとに確認すべきポイントが異なります。

萬治屋では、現地の状況を確認したうえで、できるだけ長く安心して使用できる施工方法をご提案しております。

 

■福岡市南区でガラス修理・ガラス交換なら萬治屋へ

萬治屋では福岡市南区をはじめ、福岡市内や福岡市近郊でガラス修理・ガラス交換を行っております。
一般的な住宅の窓ガラスだけでなく、

・マンションのガラス交換
・ビルや事務所のガラス交換
・店舗のFIX窓
・網入りガラス
・型網菱ガラス
・透明網菱ガラス
・規格外サイズのガラス
・廃盤ガラスの交換

などにも対応しております。

「同じガラスが現在も販売されているのか分からない」
「廃盤になっていると言われた」
「以前と同じ色にできるのか知りたい」
「規格外サイズでも交換できるのか」

といった場合も、まずはお気軽にご相談ください。
福岡市南区玉川町周辺でガラス修理・ガラス交換をご検討の際は、萬治屋までお問い合わせください。

 

 

萬治屋【よろずや】
福岡県春日市春日6-33
TEL:080-2725-9845

 

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